FXで勝ち続けるには検証が欠かせません。
FXトレードでは、勝っても負けても、「なぜ勝ったのか？」「なぜ負けたのか？」を検証することが大切です。
さらには、「この経済指標の結果なら、相場はどのように動くのか？」を検証することは、安定して利益を出す為には必要です。
しかし、気をつけないといけないのが「検証マニア」になってしまうということです。
検証は、あくまでも過去の「データ」による相場の確認です。
FXトレードを行うには、ある程度のデータは必要ですが、「100％通用するデータ」というものは存在しません。
たとえば、「過去のデータではこうだが、現状を考えるとこうなる可能性が高い」のように、判断がはいります。データがそのままの形で100％当たるということはありません。
検証によって導き出されたデータは、あくまでも「机の上の理論」にすぎません。
もちろん「机の上の理論」も大切ですが、そこに「経験」がプラスされてこそ、「本当のスキル」と呼べるものになります。
FXにおける経験の一つが、テクニカル分析での「ダマシ」を見抜く力ではないでしょうか？
つまり、「データではこうだが、これまでの経験ではこっちに動くことが多い気がする」のように、データ通りにいかない時の「予防線」こそ、経験だと私は思うのです。
FXトレードの検証では、データを手にしたなら、それをもとに取引を繰り返し、ダマシに遭遇した時にそれを見抜く経験も、データと一緒に身につけておきましょう。
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